前提を手放すためのたった1つの質問

コーチングの原則のひとつに
「ゴールは他人に言ってはいけない」
 
というものがあります。
 
 
これは、現状の外側のゴールを他人に言うことでドリームキラーが現れるから、というだけではなく、そのゴールが「have toタスク」になってしまう危険性があるからでもあります。
 
 
「お前、ゴール設定したんだろ?自分で決めたことならやれよ!」
 
そのように強制された時、「やりたい!」と思ったことでも「やらなければならない(have toタスク)」に変わってしまったりするわけです。
 
 
我々は本来、他人から何かを強制されることを嫌う生き物です。自分の意思で好き好んでやるからこそ「want toタスク」になるのです。
 
 
例えば、子どもの頃に「宿題をやろう!」と思い立ったタイミングで親から「宿題をやりなさい!」と怒られたらどんな気持ちになったでしょうか?
 
やる気なくなりますよね?(笑)
 
 
つまり、本来やりたいことでも、他人の「〜しなければならない」という考え方に従った結果であれば「やらなければならない(本当はやりたくない)」になってしまうのが人間の性です。
 
ってことは、「~しなければならない」を受け入れるほどに「やりたいこと」がなくなっていくということでもあります。
 
人がよくて他人の言うことを素直に聞いてしまう人ほど「やりたいこと」について悩んでしまう傾向にあるのはそのためです。
 
 
なので、そういう人は「やりたいこと」を探すのと同時に、前提として受け入れてしまっている「~しなければならない」を見つけ出すことが必要であると言えます。
 
今回は、その自分に仕掛けられている「~しなければならない」を見つけ出すワークをひとつご紹介したいと思います。
 
 
他人から言われたくない一言を思い浮かべてみてください。
言われたら傷ついたり怒ったりしてしまう、自分にとっての「恐るべき一言」です。
 
そこに、受け入れている前提があります。
 
例えば「使えねーな!」であれば、
「無能であってはいけない」
 
「ブサイクが!」であれば
「美しくなければいけない」
 
「貧乏人め!」であれば
「お金がなければいけない」
 
つまり、欠落を責められて感情的に反応してしまうものが、自分にとって「なければいけない(そのために努力しなければいけない)」という前提になってしまっているものです。
 
 
もちろん、それが自分にとって心から求めてるものであればそのためのアクションを取れば良いわけですが、それをしていない(できない)ということは、あなたのハートが反発しているってこと。
 
なぜ反発をするのか?
「〜しなければならない」から「〜したくない」のです。
 
 
前提を手放すメソッドは色々ありますが、一番シンプルなのはツッコミを入れることです。
 
「それはなぜ?」
 
 
上の3つの例であれば、
「有能であること」「美しいこと」「お金持ち」であるに越したことはないわけですが、他人に言われるようなことではありません。
 
なぜ、それが正しいのか?その前提を考えてみてください。
 
「どうして有能でなければならないの?」
→「社会に貢献するため」
 
「どうして社会に貢献しなければいけないの?」
→「社会人としてあるべきことだから?」→「それはなぜ?」…
 
必ずどこかで答えられなくなります。
なぜなら「しなければならないこと」なんて存在しないからです。
 
 
「やりたいこと」を成立させるための条件として「しなければならないこと」ってのは存在します。
 
生命を維持するためには食事をして呼吸をしなければならない、みたいなことです。
 
しかし、根底に「やりたいこと」があるならば、そのために必要なことも全部「やりたいこと」になります。
 
 
そうならないのは、根拠のない「しなければならないこと」を受け入れているから。
 
 
で、「この考え方には根拠がない」ってことが腑に落ちると、わりとそれだけで前提を手放せたりします^^ 

 

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