災害時の情報発信について(熊本の地震に際して)

こんにちは、サトルンです。
 
 
まずは先日の熊本の地震に際しまして、被災されました方々には心よりお見舞いを申し上げます。
 
 
さて、それでその地震について、ちょいちょい見かけるのが、
 
「近年の大地震の日付を足すと18になるものが多い。
 18=6+6+6
 『666』は聖書における「獣の数字」で、悪魔崇拝者が好む番号である。
 
 よって、近年の大地震は悪魔崇拝者による地震兵器による人口地震である。」
 
みたいな論説(ここまで断定口調ではないけれど)。
 
 
まあ、平時であれば陰謀説とか都市伝説の類で、好き者同士で楽しむ分には害はないと思うけど、実際に災害が起きてる真っ只中でそういうのを発信するのは止めようぜ、ってことを言いたい。
 
 
ってのは、災害時ってのは、被災地域の人たちのIQが下がっていたりするから。
 
 
人間は強い恐怖や不安を感じた時、理性的な判断を下す前頭前野よりも、感情を司る扁桃体が優位になりやすく、つまり理性的な判断がし辛い状態になり易かったりします。
 
 
そんな時に、変にオカルティックな噂が流れると、余計にパニックを助長することになりかねません。
 
 
 
もちろん、別に「不安にさせるような情報を遮断して安心させましょう」なんてことを言うつもりはありません。
 
 
ではなくて、災害時に必要なのは、具体的な数字が示された正確な文脈情報です。
 
「現在どんな状況にあり、どんなリスクが想定されているのか?最悪のケースの場合、どんな事態が想定されるのか?それに対して具体的にどのように対策すれば良いのか?」
 
そういった情報が正しく伝わることにより、人は前頭前野の情報処理が活性化され、理性的な判断が出来るようになるわけです(っていうのは米国CDC(疾病予防管理センター)のマニュアルでもあります)。
 
 
 
そんな中で根拠のない風説が流布され、正しい情報がなかなか検索されないような状況になるのは問題があると言えるでしょう。
 
 
ですので、情報発信をされる方は、その辺りを留意していただき、正しい情報が行き届くよう配慮いただければな、と思います。
 
(今回の地震が、このあと何事もなく収束してくれることを願っています)

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